四賀運動広場

 四賀運動広場に係わる補正予算が可決し,これで本格工事へと進むこととなりました。支持力の得られない地盤であることがわかり,基礎工事に多額を要することが判明してから,異例ともいえる三度の協議会が開催された経過があります。
 そして,そうした経過を踏まえて今回の補正予算の提案に至ったわけですが,数回にわたる予算規模の変更と最終断面における設計変更など,手放しですべて理解が得られていたとはいいがたく,審査に当たっては曲折を経ました。
 「基礎工事が高額となるのになぜ脆弱な地盤に建設するのか」。「耐震など安全面は」。「費用を抑えるためには今回の設計変更のように,内野席をさらに芝生席へと変更していけばよいのではないか」。「期待している高校野球をはじめとする大会が本当に招致できるのか」。等々。議員と理事者の激しい議論が展開されました。
 そもそもこのように金額や設計の変更に至った大元は,事前の地盤調査が不十分であったためです。予算をしっかりと確保したうえで調査に臨めばこのようなことはなかったはず。実は地盤が脆弱であり補強をすることになった案件はほかにも複数あり,そうしたことも重なって当局としては地盤を調査するにあたっての「要項」が作成されたというエピソードもあります。
 今回の補正予算に当たっては,四賀地区に野球場をつくっていくというそもそもの方針があり,そこは多くの賛成を得たわけですが,これまでに至るプロセスに注文が付いた形となりました。
 総務委員長(私)の審査報告では,「事前調査が十分でなかったことから想定外の地盤の支持力不足が後日判明し,増工や期間延長が生じてしまったことは理事者,議会双方が今後の教訓とすべき」。市側には「今後予定される工事は必要な事前調査を確実に行い,施工管理の徹底を図ること」。を加え,そして補正予算は可決されたのです。