SNSという凶器

 昨日,当会派と昵懇にしている市民グループとの定期懇談があり,最近の幼児虐待の痛ましい事件が話題となり,そこから派生して若者,子供が誹謗中傷の的にされてしまう,SNSが話題となりました。

 市民グループは高齢者がい多いため,はっきり言ってSNSとは無用な方々。被害にあうこどもをして,「そんなものは見なければいい」と,ピントがずれたことをおっしゃっていました。しかし,ある意味ではこれも正解。
 ただ,SNS被害について詳しい議員から,特定の個人を対象とした陰湿なSNS攻撃があることや,SNSの仲間に入れておきながら個人を無視し続けるというパターンもある,等々の話を聞き,心底空恐ろしくなりました。

 他方,大人はそういうことがないのか,と思っていましたら,これが結構あるんですね。しかもごく身近にそうした事象があったんです。
 それは,ある方が発言したことを,少し前に発言していたことと違うのはおかしいと言って,その人物の個人否定したのです。
 以前と現在で言っていることが違うなどということはよくある話で,しかも深い検討に立脚していればなおさらありうること。特にギリギリの立場にいればなおさらで,もっと言えば朝令暮改しても本人が正しいと思えば,それはそれ。そういうことだと理解をしていくのが筋というもの。

 そうした事象をとらえて,あの人間は変節漢だ。信用ならない,などとSNSで言ってしまえば,知らない人は真に受け,結果その個人が特定されて害を被ることに。しかもSNSは一度インターネット上に乗れば拡散から拡散を呼び,取り消すことができないといわれます。

 自分だけがいい子で,あとは悪い子,という一般社会ではありえない話も,SNSでは検証のしようがありませんので,あり得る話のようです。

 ほんとに空恐ろしいSNSの話です。