議員とは何か

久しぶりに投稿します。
今,信濃毎日新聞で地方議員のなり手の問題が取りざたされています。主には町村のことだと思ってましたら,先の小諸市議選では何と無投票当選となったとか。市議会議員もなり手不足ということがわかりました。

一方,松本市はと言いますと,昨年末から続々と新人候補が名乗りを上げていますので,なり手には事欠かない状況です。
なぜこのような差が出てしまうのでしょうか。松本市にあって,ほかの自治体にないものとは。都市の規模?,財政力?,まちの魅力?,どれをとっても松本市は県下第2の都市であり,城下町であり,商都であり,三ガク都であり,進取の気性がある,確かに魅力ある都市です。ここで,まちづくりに参画してみたいという気持ちはよく理解できるところ。

しかし,出れば当選するというものでもありませんので,要は何を行うのかをはっきりさせ市民の同意をとらなくてはなりません。31人の議員がいるわけですので,政策を掲げても大きは差異は生まれにくいというもの。
それでも多くの新人が立候補したいということは,今の議会には任せておけないという意思表示なのでしょうか。「パレートの法則」というものがあり,これは経済の話として「全商品の上位2割が8割の売上をあげる」、「10項目の品質向上リストのうち上位2項目を改善すれば8割の効果がある」。これを議会議員に当てはめると。。。。。。だとすれば,現職の我々もそうした意思を踏まえて今以上さらに研鑽をしていかなければなりません。

なぜ,松本市には議員のなり手が多くほかが少ないのかの理由はよくわかりませんが,どの地域でもその基本とするところは,住民に寄り添い,住民主体の政策を,決してエゴとならずに大局観をもって実行していけるのかが最も大切な要素と思います。

翻って今,自らに言い聞かせます。