宝くじ

年末ジャンボ宝くじが発売されています。購入された方も多いのでは。
「買わなければ当たらない」当たり前の話で,当選を夢見てまずは「買う」のでしょう。夢を買うなどと心にもないことを言っている人もたまには見かけますが。。。
さて,この宝くじ。どの程度の確率で当たるのでしょうか。

今回の年末ジャンボの販売枚数は,1ユニット2,000万枚で25ユニットということですので,5億枚。販売総額は×300円で1,500億円。

一等のあたりは25本ですから,単純に言えば2,000万分の1。前後賞が50本つきますので,バラで買って当たることも想定すると,2,000万分の3。つまり役670万分の1。

二等が当たりは500本。これは500÷5億で,100万分の1。二等以上では575本÷5億で,87万分の1,ということでしょうか。

一等ないし一等の前後賞が当たる確率が670万分の1とすれば,長野県と新潟県と岐阜県の人口を合わせてもまだ670万人に届きません。愛知県あたりでようやく一人出るか,といった確率です。

これを個人で考えてみると,じゃんけんで勝つ確率を2分の1として計算すれば,23回連続して勝ち続ける(あるいは負け続ける)確率と同じということになります。
また,人間の髪の毛は約10万本といわれますので,67人の中の1本の毛が当たり。こんな確率です。

さて,宝くじの夢は,まさに「夢を買う」ですね。