新入社員

実は私は40年前には新入社員でありました。あれから40年。「光陰矢の如し」とはよく言ったものです。
昨日は多くの企業や団体で入社(所)式がありました。毎年のことながら,期待と不安に包まれた新社会人を見ると,こちらの気持ちもリセットされるようで,いいものです。
新人はなぜ良いのでしょうか。もちろん仕事はできません。しかし,新人は新米。それだけでおいしい,貴重なのです。無限の可能性を持った新社会人,頑張ってほしいものです。

一方,新入社員にはいつも,七五三というジンクスがあるようです。大卒で3割,高卒で5割,中卒で7割が3年以内に離職してしまう,というジンクスです。キャリアアップ,待遇,人間関係,様々な要因があるようです。
特に昨今は,企業の情報をネットで得ることが多く,抱いていたイメージと実際とが大きく違う,ということもあるようです。私の知る某銀行でも新人が耐えられず,やめていると聞いています。

企業の側も良い点,ネガティブな点をしっかり情報として出すことで,少しでもこうした事態を防いでいただきたいと思いますし,ネガティブな点を知って入ってくるものは,それこそ育てがいがあるというものです。